「LINE公式アカウント」は、日本国内で月間9,500万人(2023年6月末時点)が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」上で、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けることができるサービスです。
LINE公式アカウントを導入する企業や個人事業主は年々増え続けており、37万を超える企業や店舗がアカウントを作成してビジネスに活用しています。
そんなLINE公式アカウントを「なぜ企業が導入するのか?」を解説します。
LINEの特徴
まずはじめに、LINEというコミュニケーションアプリの特徴を紹介します。
LINE公式アカウントは日本において単なるコミュニケーションアプリではなく、ライフラインツールのひとつになっています。近年、誰かと連絡を取る手段が電話やメールからLINEにかわっていることからも、その存在価値が伺えます。
全SNSでNo.1の利用率
YouTubeやX(旧:Twitter)、Facebook、Instagram、TikTokなど主要SNSとの比較データです。
LINEは全SNSでの利用率が一番高いツールとなっています。
利用者数は9,500万人を超えており(2023年6月末時点)、日本人口の約75%が利用している計算になります。さらに、1〜9歳と81歳以上を除いた場合、利用率はなんと約89%にもなり、日本人の10人に9人が利用していることになります。
幅広い年代のユーザー層
LINEの優れているポイントはユーザー数だけではありません。幅広い年代層で利用率が高いことが特徴です。
他のSNSではメインユーザーの年代に偏りが見られますが、LINEは10代〜50代で8割越えの利用率、60代でも5割以上の方が利用しており、幅広い年代で利用されていることがわかります。
また、利用頻度も高く、メールやSMSと比較して、「1日で1度も利用しない」と回答した方が最も少ないという結果もあります。
ビジネスにLINE公式アカウントが選ばれる理由
ここまで、LINE、LINE公式アカウントの特徴をお伝えさせていただきました。
しかし、ビジネスにLINE公式アカウントが選ばれるのにはさらなる理由があります。ひとつひとつ紹介していきます。
プッシュ型の媒体
最も大きな特徴のひとつがプッシュ型の媒体であるということです。
よく、InstagramやTikTokを引き合いに出し比較されることが多いですが、そもそもの性質が大きく異なります。
InstagramやTikTokなどの多くのSNSがプル型なのに対し、LINE公式アカウントはプッシュ型の媒体です。友だち追加をされた方に向け、自分からメッセージを好きなタイミングで届けることができます。
圧倒的な開封率
まずよく言われているのが開封率です。
LINE公式アカウントが広く普及する前までは、メールマガジンが一般的に使われていました。今でも使用されていますが、開封率が大きく違います。
平均的な開封率で比較すると、メールマガジンが約20%なのに対し、LINE公式アカウントは60%でありその差はおよそ3倍にまでなります。
そして、重要なのは開封率だけではありません。配信したメッセージへの反応。つまりクリック率が高いのもLINE公式アカウントの特徴です。一般的なメールマガジンのクリック率が5%に対し、LINE公式アカウントはその6倍の30%(平均値)もあります。
見てもらいやすく(開封率が高い)、反応もしてもらいやすい(クリック率が高い)となると、LINE公式アカウントを使わない理由はありませんね。
開封されるまでの速度が早い
これも特徴のひとつです。LINE公式アカウントから受け取ったメッセージのほとんどがその日の内に開封されます。
みなさんがお使いのメールアプリのアイコンに数字が表示されていませんか?未読メールの数です。逆にLINEアプリのアイコンにはこの数字がない方がほとんどです。
まとめ
以上、なぜ多くの企業がLINE公式アカウントを導入するのか?を解説しました。
もう一度まとめます。
・全SNSでNo.1の利用率を誇るLINE上で、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けることができる ・利用者数は9,500万人を超えており、日本人口の約75%が利用している ・年代によるユーザー層の偏りが少なく、「1日で1度も利用しない」と回答した方が最も少ない。 ・プッシュ型の媒体であり、他のSNSとは大きく異なる。 ・メールマガジンと比べ、開封率・タップ率が高く、開封されるまでの速度が早い。 |
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